STICKER

STICKER × Kei Chisaka

様々なフィールドで活躍するアスリートがSTICKERを履き、感想を語るシリーズ。今回は社会人フットボール界で活躍する千坂 奎(ちさか けい)さん。元adidasのグローバルアンバサダーとして世界でプレーした実力から、STICKERの魅力を語ってくれた。

ソックスの役割と重要性

小学校から競技サッカーに没頭した競技経歴の長さと、同時にフットサルにも触れていたという経験から、現在は社会人チームに所属しながら日々フットボールを楽しんでいる千坂さん。アディダス ジャパンが主催するストリートフットボールの祭典「タンゴリーグ(TANGO LEAGUE)」で日本代表に選ばれ、同社のグローバルアンバサダーとして世界大会も出場した。世界大会出場後に契約した海外チームでの活動で2〜3ヶ月に1度は海外に渡り、ゲームや撮影をこなすという経験は彼の視野を大きく広げ、日本のサッカーやフットサルカルチャーに捉われない現在のスタイルとなっている。

サッカーもフットサルも両方経験したからこそ、それぞれの動きの違いを理解し、使うギアも選定しています。

フットサルにフォーカスするなら、細かい切り返しの動きが多いので足裏へのフォーカスが重要になってきます。ピッチが小さく、ひとつひとつの動きが細かい要素が影響してくるので、滑ることなくズレないことがとても大事ですね。もちろんシューズのソールの形状も影響してくるのですが、シューズとソックスの密着感は重要視しています。

試合ではルール上長いソックスを履くことが義務付けられていることから、工夫しています。

長いソックスの足の部分を切り、自分に合ったソックスを履いて、それらを繋げて使用するというのがベーシックなんです。今はスリーブ(スネの部分)とソックスの部分が両方販売されているブランドもありますが、公式戦になるとスリーブとソックスの色が合っていないといけないというルールもあって。なので、グリップソックスのカラーバリエーションが豊富であることも選ぶポイントになります。

サッカーの場合はフットサルとはまた動きの質が変わり、僕の場合は走って周りと動きの差をつくるプレースタイルなので、快適な状態で長く走れることが重要になってきます。その時に、グリップとソールがガチガチに固定されていると疲労や痛みが出てくる。グリップを感じつつも長時間履いてストレスを感じない、そんな絶妙なバランスのグリップが好みです。フットサルでも細かい動きにフォーカスしてソックスとインソール共にグリップが良いものを使うことが多いですが、ピッチの状態やシューズとのバランスをみながら、どちらか一方を使用するなど微調整しています。

STICKERの魅力

グリップを強化するために、ソックスの表側に凹凸がついたアイテムが世の中にたくさん出回っています。ソックスとしては高価ですが、機能性や見た目のオシャレさなどを求めて使っている人が多い中、耐久性はあまり良いとは言い切れなくて。1ヶ月もするとすっかり履き心地が変わってしまう感覚がありますね。編み方でグリップ形成をしてくれるSTICKERのソックスは、凹凸が取れたり擦れてなくなってしまうこともないので、とてもいいのではないでしょうか。これまで海外ブランドのソックスが主流でしたが、耐久性やコストパフォーマンスを考えるとこういったソックスがどんどん世の中に出てきてほしいです。

オシャレなストリートフットサルの世界で着るものも自己表現の一部としてこだわっている千坂さん。普段はファッションブランドのソックスを履いたりとファッション性が高いが、プレーするときは必ず別のソックスと履き分けるようにしているそう。

僕はスパイクの質によってソックスの厚さを変えるようにしています。STICKERのソックスはこれまで色んなソックスを履いてきた中でも、薄すぎず厚すぎずちょうどいい塩梅。プレー中は、スパイクに足を入れた時にソックスがシワにならないように、一番しっくりハマるように履かないと違和感があって気になってしまうんですね。ソックス単体でもっとグリップ力があった方がいいという人もいるかもしれませんが、スパイク、インソール、ソックスの3つで絶妙なところで全てがハマる感覚におさめたい僕には使いやすいソックス。履いた時に足が触れた感覚もとても良く、包み込みながらもしっかりホールド感がありますね。ソックスの外側と内側で編み方が変えられているというのに納得できます。もっと丈が長いソックスのラインナップが増えるとうれしいです。

Profile千坂 奎(ちさか けい)

サッカー/フットサル プレーヤー。adidas football(TANGO SQUAD FC)契約選手。フットボールコミュニティ P_LEAGUE 所属。

Credit : interview/text:Marina Kitagawa  photo:Kentaro Kawamatsu

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